2018年4月19日 東京都知事にオリンピック・パラリンピックでの読書権保障について要望書を提出

東京都知事
小池 百合子 殿

2020年東京オリンピック・パラリンピックにおける読み書きに困難がある高齢者・障害者等対応の
「読み書き(代読・代筆)等情報支援サービス」実施のための要望書

高齢者・障害者等への「読み書き(代読・代筆)情報支援」は、基本的人権としての「読書する権利」「文字の読み書きをする権利」を保障し、「健康で文化的な最低限度の生活を営む」(憲法第25条) ためには欠くことのできないものです。
平成28年12月に小池百合子東京都知事が発行された「都民ファーストでつくる「新しい東京」~2020年に向けた実行プラン~」において、2020年とその先の未来に向けてという項目に、「全ての人が必要な情報を容易に入手できる環境を整備するとともに、高齢者や障害者など支援や配慮を必要としている人への理解が広がり、互いに思いやる心が育まれた社会を実現する。多くの都民が東京2020大会にボランティアとして参加し~東京・日本のおもてなし精神を全世界に発信する。」との記載があります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会において、参加選手や関係者および観客の中に、読み書きが困難な高齢者や障害者等がおられます。大会期間中、そうした高齢者・障害者等への対応として、読み書きに困難がある高齢者や障害者を対象とする情報支援サービスの実施が必須であると考えられます。加えて日本語のみならず、外国語での読み書き(代読・代筆)情報支援を行うことも必要と考えます。

1.2020年東京オリンピック・パラリンピック大会において、観客又は選手等を対象とする、読み書き(代読・代筆)情報支援サービスを実施すること。

2.2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の大会運営関係者や大会ボランティア、都市ボランティア等を対象に、読み書き(代読・代筆)情報支援サービス実施のための基礎技能習得の研修会を実施すること。

3.2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催において、案内所等に「読み書き(代読・代筆)をご希望の方はお申し出ください」というプレート表示等を設置して、技能習得の研修を受けた大会運営スタッフが対応を行うこと。

4.主な大会パンフレットについて、点字や音声、大活字版等のパンフレットを発行・頒布をすること。英語や中国語、韓国語等についても検討すること。

5.大会会場および大会関連施設のトイレの表示において、都営地下鉄等で使用されている見やすい表示や音声案内の標準装備を行うこと。

2018年08月17日