針谷 力 市長(茨城県古河市)にお願い文書提出 平成29年8月10日

古河市長 
針谷 力 様

読書権を保障する行政施策実施についてのお願い

日本国憲法では第25条において健康で文化的な最低限度の生活を営む権利(生存権)、第26条では教育を受ける権利、第13条では幸福追求権を定めています。これらの諸権利を享受するには「読書、読み書きをする権利(読書権)」が保障された社会の実現が重要と考えます。

1. 要望内容:
高齢者や障害者を含む読書・読み書き困難者が共生できる社会づくりを行うために、古河市行政関係職員・在住・在勤者対象の読み書き(代読・代筆)情報支援サービス講習会を来年度以降も継続実施して、市内の高齢者・障害者への情報支援サービスのさらなる拡充をお願い致します。

2. 期待される効果
古河市内の高齢者や障害者等を含む読書・読み書き困難者の情報支援体制が充実化されることから、高齢者や障害者等の自立支援につながり、茨城県内および全国に先駆けて共生社会を実現し、暮らしやすい地域社会の実現につながります。

3. 要望項目
① 市内行政機関窓口に、読み書き(代読・代筆)サービスの実施を呼びかけるプレート表示設置をお願い致します。
② 古河市行政関係職員や在住および在勤者対象の読み書き(代読・代筆)情報支援サービス講習会を来年度以降も継続実施して頂きたく、お願い致します。
③ 市内行政機関窓口に来れない、高齢者・障害者等の読み書き困難者を対象に、読み書き(代読・代筆)支援員派遣事業開始のご検討をお願い致します。

平成29年8月10日
特定非営利活動法人 大活字文化普及協会

 

 

 


2017年08月11日