2018年1月19日 坂戸市長に要望書提出

坂戸市長 石川 清 様

読書権を保障する行政施策実施についてのお願い

日本国憲法では第25条において健康で文化的な最低限度の生活を営む権利(生存権)、第26条では教育を受ける権利、第13条では幸福追求権を定めています。これらの諸権利を享受するには「読書、読み書きをする権利(読書権)」が保障された社会の実現が重要と考えます。

1. 要望(目的):
読書・読み書き困難者がある高齢者や障害者等も共生できる社会づくりを行うために、高齢者・障害者への情報保障支援サービスのさらなる拡充をお願い致します。

2. 要望項目
① 市内行政機関窓口に、読み書き(代読・代筆)サービスの実施をお知らせするプレート表示設置をお願い致します。
② 坂戸市行政関係職員や在住および在勤者対象の読み書き(代読・代筆)情報支援サービス講習会を来年度以降も継続実施して頂きたく、お願い致します。
③ 坂戸市の公報や議会だより、福祉のしおり等について、点字・音声版と別に、大活字版発行を実現して頂きます様、お願い致します。

3. 期待される効果
坂戸市内の読書・読み書き困難者が高齢者や障害者等への情報支援体制が充実化されることから、高齢者や障害者等の自立支援につながり、埼玉県内および全国に先駆けて共生社会を実現し、暮らしやすい地域社会の実現につながります。

平成30年1月19日
特定非営利活動法人 大活字文化普及協会

2018年02月26日